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工数見積もりのサービスを作った - cassette

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最近、システム開発向けの工数見積もりを簡単にするサービスを作った。

https://www.bakumitsu.com/

トップページのデザインは全然だめだし、まだ作りたい機能は山程あるが一旦リリースしないとずるずるしてしまうなあと思って公開した。

バクミツのコンセプト

一言で言うと「システム開発における工数見積もり作業に対して、正確さと作業時間の短縮」を目指し、より抽象的には「工数見積もりのベストプラクティスを集めたフレームワーク」を提供したい。 システムに開発において要件からどのぐらいの工数を見積もることはクライアント作業であれば利益に直結するし、自社開発でも事業計画に影響があるので正確に見積もることはすごく重要である。

例えば最近でもスタートアップが金融向けのシステムを大手企業と協業して作ろうとしたら、莫大な開発が必要と発覚して最終的には解散になった。これは極端な例だけどエンジニアをやっていれば当初予定していたリリース日から2~3ヶ月遅れてしまったということは結構な人が経験していると思うし、その結果の機会損失や軌道修正に多くの作業・時間が失われることになる。

他には受託開発であれば見積もりを出して欲しいと依頼があると思う。ただこの見積もり作業というのは作業としては非常に重いのに、失注した場合はタダ働きになる。このような損失を少しでも減らすために見積もりの効率化は重要であるし、さらに早い段階で不明点を洗い出せておけば赤字というのも防げる。

自分が持っていた課題点

見積もりにおいて誰にどのようなシステムを作るのかという要件定義はかなり重要だ。ただ要件定義の部分は個々のケースが違うので共通化して解決することは難しかったりする。ただ見積もりが外れる点として自分は以下の課題があった。

  • Excelスプレッドシートで見積もりすることも多いがとくにテンプレートを持っていいない
  • Excelスプレッドシートについて苦手意識がある
  • 誰かが公開しているテンプレートもあるが、自分には不要な項目があったりしてしっくりこない
  • システムの設計・実装の部分に見積もりにを重視しすぎて、その他のドキュメント作成やミーティング時間に対してのぬけもれが多い

つまり見積もりにおいて要件定義は以前として重要であるが、そもそも他の部分も改善できるしこれが10%改善するだけでも大きな差になっていく。

その他のモチベーション

以前宣言したがあまり個人での開発についてやる気は実はなかった。ただ、今年は入って外部の人と交流するようになって感じたのは自分のサービスやプロダクトを持っている方が話題のきっかけになりやすいなあと感じた。

また今までは自分が好きだったり、将来性がある(勝手に?)と感じたサービスを作ってきたが、自分が継続的に使用するという部分については出来てなかった。そういう意味では開発する上で見積もり継続するので最終的に自分ひとりだけでも使用する。

直近の目標

まずは工数見積もりの一点について10倍の効率化を目指すツールを目標にする。


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