どの時代においても、多くの人が自身のキャリアや生き方に悩み、時に立ち止まるのでしょうが。選択肢が否応にも増えていると言える現代においては。その悩みはさらに大きくなりそうです。
キャリア論のような大それたものをここで述べるつもりはなく。
その資格も、わたしには当然ありませんが。
(最近自分自身ももしかすると何かに行き詰っているのかもしれない?)状況下で。
改めて、本業や副業、キャリアについて。備忘録として考えてみたいと思います。
以前、こんな記事を書きました。
この記事に類似した記事は何度も書いてきた記憶がありますが。
重要な点を抜粋すると、以下になります。
『もし、現状に何らかの不満や不安がある場合。
現状に何らかの不満がある場合。
採り得る選択肢は、以下の3つと考えます。
1. 本業を別の本業に変える(転職の道)
2. 本業+副業
3. 本業を捨て、いきなり独立
もっとも、現状に何らの不満や不安がない場合には。
本業フルコミット。
これでいい気がします。』
ひとつずつ、改めて整理、アップデートするならば。
1. 本業を別の本業に変える(転職の道)については、少子高齢化の進行、生産年齢人口の減少、人手不足などにより、「より良い条件で」転職をすることのハードルは下がっているような気がします。
もちろん、転職先の選択肢が多くなることにより、悩みや迷いが増え、決断に慎重になりすぎたり、その決断を後に後悔することも出て気はしますが。
売り手市場であることには間違いがなく、転職の道は、よりアリな選択になっています。
2. 本業+副業については、以前から推奨していますが。
これもまた、時代の流れとともに、よりアリな選択になってきていると感じます。
失敗するケースも当然多々あり得ますが、「真の」成功事例も世の中に出回るようになり。
参考資料、一種の過去問のようなものも、世の中に出回り、積み上がってきていると思います。
参入者が多くなればなるほど競争は当然激しくなりますが。
やってみる価値は、依然として高いと考えます。
3. 本業を捨て、いきなり独立は、一念発起タイプの思い切りのある人にはオススメですが。
先述の1、2をしやすい土壌が整ってきていることもあり。
進んで採るべき選択ではない気がします。
もっとも、大きなリスクを背負って大きなダメージを追うことさえ避ければ。
再起は可能であり、そうした挑戦をした、起業をしてみた、自分でビジネスを立ち上げた経験を持つ人を欲する経営層も一定割合いるとも思われるため。
その点では、思い切った3の決断もアリかもしれません(実際、わたし自身も自分で何かを立ち上げた経験を持つ方々にいまご協力をいただいていますが、解像度が高く、感覚や話が合うことも多いです)。
コミュニケーションのコスト - とある複業家の日記 (hatenablog.com)
という自分の向けの整理ですが。
本業、副業、キャリアの悩みは多い。
もっとも、正解は当然無いわけであり。
自分なりの正解を、創造していきたいものです。