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FX業者の広告が酷くてドン引きした - 雑多なブログ

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少し前に、Xの広告でとあるFX業者の広告が表示された。
で、その広告が酷かったという話。

広告の大まかな内容はこんな感じ。

職場で金欠で困っているAさんがお金のことでぼやく、というところから話がスタート。 そこにFXで収益を上げている同僚Bさんが登場して、FXは稼げるし、稼いだお金でプチ贅沢ができるよ! みたいな雑な紹介をするだけの広告。

この広告の問題点をFXの素人ながら冷静に考えてみた。

  1. FXはギャンブルではない
  2. FXにはリスクがある
  3. 収益に対して税金がかかる
  4. 収益を再投資に回さない

1. FXはギャンブルではない

広告の中で、同僚にFXを勧める人の口ぶりはパチンコや競馬などの
ギャンブルを勧める人の言動と同じ。

金欠の人が一攫千金を狙って一か八かのチャレンジするものではないと思う。 基本は余剰資金を使って資産運用する手法の一つでしょう。 それに、なけなしの資産が吹っ飛ぶプレッシャーで冷静に取引ができるわけがありません。

2. FXにはリスクがある

当然、投資した資産を失うリスクがありますし、 レバレッジをかければ大きな利益を上げられる可能性はありつつも、 損失が発生した時には自分の保有している資産では補填できないような莫大な負債を抱えるリスクがあります。

3. 収益に対して税金がかかる

税金の詳細は把握していないですが、軽く調べたところではFXの取引で得た収益に対して、2024年の7月時点では約20%がかかります。例の広告では、FXで得た収益を使ってプチ贅沢をすることがアピールされていますので、その辺の税金の支払いのことなど考慮はされていないものと思います。

4. 収益を再投資に回さない

プチ贅沢とはいえ浪費すれば簡単に収益分は消えてしまうことでしょう。
次に繋がらないような収益の浪費こそギャンブル的な発想だと思います。

まとめ

考えるまでもないですが、こういった広告は人の欲に付け込み金融リテラシーの低い人や若い人をカモにするための悪質な広告だと思います。大手がそれをやってるんだから、本当酷いものですね。


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