ちょっと話題になったときに購入して積んでいたのを、ようやく読んだ。
下記のシステムを題材に、面接試験をシミュレートできる。外資の面接は本書みたいな感じなんだろうか。
- レートリミッター
- コンシステントハッシュ
- キーバリューストア
- ユニーク ID ジェネレータ
- URL 短縮サービス
- Web クローラー
- 通知システム
- ニュースフィードシステム
- チャットシステム
- 検索オートコンプリートシステム
- YouTube
- Google ドライブ
手法として、ロードバランサーやメッセージキューはしょっちゅう出てくる。システムを疎結合にしつつ、スケールアウトしやすく、リトライもしやすくするなら定石。データベースのシャーディングも頻出したけど、シャーディングは超大変なので、NewSQLが当たり前になって欲しい。
既存のシステムは本書で扱った題材に類似するものが多いと思う。面接対策でなく、業務でこれらに類するシステムを設計するときのリファレンスにできそう。実際、論文やエンジニアブログの裏付けはあるようだし。