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踏み台サーバーを経由したVisual Studio CodeのRemote Developmentの設定 - hidemium's blog

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以前、Visual Studio CodeのRemote Developmentの設定方法について記事にしました。今回は、踏み台サーバーを経由して開発環境に接続する方法を記載してみようと思います。

hidemium.hatenablog.com

構成

踏み台サーバーと接続先のサーバーの設定

踏み台サーバーのインターフェイスに外部接続用のIPアドレスとプライベートネットワークのIPアドレスを設定しておきます。

Visual Studio Codeの接続先となるサーバーのインターフェイスにプライベートネットワークのIPアドレスを設定しておきます。

それぞれにWindowsで生成した公開鍵を設定しておきます。

公開鍵の設定は、cloud-initを使うとログインせずに設定できます。

hidemium.hatenablog.com

ssh configの設定

以下のように C:\Users\User Name\.ssh/configファイルを編集します。

Host bustion
  HostName 192.168.100.100
  User UserName
  ForwardAgent yes

Host dev
  HostName 192.168.10.200
  User UserName
  ProxyJump bustion

ForwardAgentは、秘密鍵を踏み台サーバーに置かずにアクセスするためのssh agent機能を使う設定となります。

ProxyJumpは、踏み台サーバーを経由してターゲットサーバーにssh接続するオプションで、以前はProxyCommandが使われていましたが、ProxyJumpはシンプルに記述ができます。

Visual Studio CodeのRemote Developmentの設定 (Windows 10側)

右下のグリーンの ><ボタンをクリックすると、メニューが表示されるため、 Connect to Host をクリックします。

ssh configに設定した踏み台サーバーを経由した接続先のホスト名をクリックします。

platformに Linuxを選択します。

vscodeのファイルがインストールされて、接続が完了します。

設定は以上となります。


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