Hello there, ('ω')ノ
SOAPは少し古い技術ですが、信頼性の高いシステムでいまだに使われています。その仕組みをもう少し詳しく見てみましょう。
SOAPメッセージの基本構成
SOAPでやり取りされるメッセージ(データ)は、XML形式で書かれています。以下のような構成になっています:
Envelope(エンベロープ)
メッセージ全体を包む「外枠」のようなもの。「これはSOAPメッセージですよ」ということを識別します。Header(ヘッダー)
オプションの部分ですが、アプリに固有のデータ(認証情報や支払い情報など)をここに書きます。Body(ボディ)
実際のデータや呼び出しの内容をここに記述します。Fault(フォルト)
エラーやステータス情報を含みます。
実際のSOAPメッセージの例
以下は、SOAPメッセージのサンプルです。
<soap:Envelopexmlns:soap="http://www.w3.org/2003/05/soap-envelope/"soap:encodingStyle="http://www.w3.org/2003/05/soap-encoding"><soap:Header><auth:Authentication xmlns:auth="http://example.com/auth"env:mustUnderstand="true"><auth:Token>abc123</auth:Token></auth:Authentication></soap:Header><soap:Body><example:Request xmlns:example="http://example.com/request"><example:Data>Sample Data</example:Data></example:Request></soap:Body></soap:Envelope>
この例のポイント
- Envelope: メッセージの外枠。
- Header: 認証情報(トークン)が含まれています。
- Body: 実際のリクエストデータ。
SOAPの特徴
堅牢性
SOAPはエラー処理(Fault)の仕組みがしっかりしているため、信頼性の高い通信が可能です。技術に依存しない
使用するOSやプログラミング言語に左右されません。HTTP対応
HTTPと統合して通信するため、ウェブ上で簡単に使えます。
Best regards, (^^ゞ