漫画アニメにおけるビキニ少女のオリジンは何と言ってもうる星やつらのラムちゃんだと思う。
自分は世代的にはアニメ再放送をたまに見ていた程度なのだけれど、世の中的な影響の大きいキャラクターであるという認識があった。 なので、強い思い入れは無いのだけれど、ある種の敬意がある。
さて、それとは別に20世紀最高のフィギュア原型師と言えば智恵理*1である。 *2
異論はあるだろうけれど、自分にとっては 「ベルダンディwithホーリーベル」 の印象がとにかく鮮烈だった。
以前にも記事を書いている。
と言うわけで、この組み合わせかつプラモデルと言う形態のマスプロダクトが出たのなら買わねばなるまい。
普段通りパチ組みしても良いのだけれど、今回は一手間加えたいと思った。
ラムちゃんの髪色が漫画とアニメで異なるのは有名な話で、原作は構造色、アニメは緑色となっている。
基本的にマスプロダクトはアニメ版で、稀にクリアー成型で原作を意識した別カラーが発売されるに留まっている。 というのも、原作の構造色というのはなかなか解釈や再現が難しいものだからだ。
とは言え、素人芸なら素直に構造色の塗料で塗りゃいいじゃん?
プラモデルなら色塗りするのにちょうどいい。
と言うわけで、マジョーラカラースプレーを吹いてみた。
PLAMAX ラム
— 光電/7474 (@koudenpa) October 27, 2024
髪をマジョーラカラーのスプレー吹いてみた。
が、吹くのが下手だからかそんなに色味が変わらない。無念。 pic.twitter.com/2dXKfe7wL6
組み立て・塗装
使ったのはSHOW UPエアゾールのセイファート。
写真だとあまり分からないけれど、肉眼だとまあまあ偏光で緑から赤に遷移していくので、原作表紙でよく見かける赤系っぽさがあってよい。
下地黒だとかなり重たい感じなので、アニメのパステル調を狙うなら淡い色、白や成型色やそれこそグッスマオンライン限定のクリアー版をそのまま下地にして偏光の色味を貰うのもありかも知れない。
台座はマゼラン。下地とクリアも含めるとプラモデル本体より高く付いてしまった。あと普通に吹くのに失敗している。せっかちなので乾く前に触っちゃった。ラッカーとは違うね。
髪と台座以外はつや消しトップコート吹いただけ。つや消しにすると落ち着いて良いので、パチ組みでも拭いておくと良いかと思う。
スナップフィットママだと樹脂の弾力に負けてパーツ間に隙間が出来るので、パチ組みでも接着だけはするとよいかと思う。その場合、ピンはいっそ切り飛ばしてしまったほうが組み易いかも。 それは最早パチ組みではないかも知れないが。
プラモデルブランドPLAMAX
PLAMAXは単価が高いけれども自分にとって魅力的な題材も多いので好きなブランド。今後もラインナップ拡充していって欲しい。
特にディードリットの隣に並べるパーンが欲しいのだけれど望み薄だよな。
ラムちゃんに対するあたるよりは売れると思うんだけどなぁ。