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Windows 11とUbuntu 24.04のデュアルブート環境構築 - なんじゃくにっき

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ノートPCを買い替えてWindows 11とUbuntu 24.04のデュアルブートにしたのでその記録。

機種はInspiron 14、CPUはRyzen 7 8840U。

注意点

OSのバージョン、使用するソフトウェアのバージョン、機種などにより、手順等などが異なることがあります。

事前に情報を集めてから実施しましょう。

最近Windows updateデュアルブート環境が壊れるとかありましたし。

2024年8月パッチのデュアルブート破壊問題、Microsoftが復旧方法を明らかに - 窓の杜

Dell公式ドキュメント

DellはPCメーカーとして珍しくデュアルブートの方法を公式に公開しています。

Dell製PCを対象にする場合には目を通しておきましょう。

Dell製PCでUbuntuおよびWindows 8~Windows 11をデュアル ブートとしてインストールする方法 | Dell 日本

Windowsの容量を縮小

WIndowsの設定から「ディスクとボリューム」を検索してOS(C:)のプロパティを選択

Cドライブの画面が表示されたら「サイズの変更」を押す。

そこでWindowsに割り当てるサイズの変更ができます。

余った分がUbuntuに割り当てられる容量になります。

Windowsをあまり使わないならここでのサイズを大分小さくしてしまってもOK。 (それでも現在の容量プラス20-30 GBくらいは残しておいたほうがよいらしい?)

BitLocker無効化

ドライブの暗号化のBitLockerが有効だとデュアルブートできません。これを無効化します。

WIndowsの設定から「BitLocker」を検索し無効化。

Ubuntuのイメージ入手

https://jp.ubuntu.com/download

Ubuntuのサイトからファイルをダウンロードします。

この記事を書いた時点では最新イメージは ubuntu-24.04.1-desktop-amd64.iso でした。

Rufusを使って書き込み

書き込む前にUSBメモリが必要です。isoイメージが5.8GBだったので8GB以上のものが必要です。

フォーマットして使うのでUSBメモリ内に消して困るファイルがあったら退避させておきましょう。

isoファイルを書き込むためのソフトを入手します。

最近たまに話題になってるrufusを使ってみました。

「Rufus」ブート可能なISOイメージファイルをもとにブータブルUSBメモリを簡単に作成 - 窓の杜

rufusを起動したらUSBメモリとisoファイルを選択し、あとは変更なしで大丈夫でした。

※他にもiso書き込むためのソフトはあるのでお好みで。

Ubuntuインストール

USBを挿したままにして起動時にF2かF12でBIOS設定画面へ(機種によってキーが違うことがあるので注意)。

起動の優先順位をUSBが一番上になるようにして起動させます。

あとはUbuntuインストーラが起動するので画面の指示に従っていけばOK。

余談

機種によってはRapid Storage Technology (RST)を無効化しないとだめらしいですが、今回の場合は特に何もせずに大丈夫でした。


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