数年前に社内でとあるプルリクエストのレビュー中に考えたことを放流したのを外向けにも書き溜めておく。
(フロー情報とストック情報とも近いような違うような感じなのだけれど)ある情報(を書いたメディア)の生存期間の長さはよく意識している。ざっくりいうと今は自分たちのチームではタスク管理にAsanaを使っているけれど、Asanaはいつ契約を終了して、そこにあった情報にアクセスできなくなるかはわからない。ので、情報(現在の状態であったり意思決定の記録であったり)のトレーサビリティを考えた時に、Asanaに記録された情報は将来的に追えなくなる可能性が(比較的)高い。将来に渡って情報を追えるためには、AsanaよりもGitHubの方が確かだし、(現状のドキュメンテーションツールとしては)Scrapboxにもログがあることが大事だと思う。
(チケット・プロジェクトの進捗状態などは別として)Asanaにしかない情報というのはなるべく避けたい。Asanaタスクに細かく色々書くよりも、別の場所に書いたことへのポインターを置いていく方が適切だと思う。
現在はどちらかというと逆にSlackやScrapboxで会話しすぎずにできるだけAsanaでやり取りしていく状況になっていっているのは少し面白い。Asanaを簡単には捨てないだろうという位には使うようになったり、多職種の人が使うにはGitHubのIssueやPR上で議論するよりもAsanaの方が触りやすかったりはするとかもあるだろう。新しいGitHub Projectsをガッツリ使い込めばまた見え方が違ってくるのかもしれないが。