当ブログの「子ども向けニュース」の活用についてのお話です。
アマチュア無線における和文モールスの受信は、欧文に比べて少し難しいかもしれません。和文モールス符号は短点や長点の数が多く、特に長点が連続する場合、頭の中で文章が途切れがちです。しかし、これは練習次第で克服できます。
速さの重要性
モールス信号をスムーズに聞き取るためには、ある程度の速度が必要です。私の場合、20 wpm 以上の速さの方が聞き取りやすいと感じますが、これは個人差があります。
初心者の方には、15 wpmくらいから始めるのが良いでしょう。最初は遅く感じるかもしれませんが、徐々にスピードを上げていくと良いです。
暗記受信の練習方法
和文モールスの受信練習では、紙に書き取るのではなく、暗記受信を目指しましょう。ハムの和文交信では、いちいち文字を紙に書いていたらテンポ良く会話できません。プロの通信士は電報用紙に正確に書き取る練習をしますが、ハムの場合は会話が目的です。そのため、暗記受信が非常に重要です。
プロの資格を持っている人でも、暗記受信ができない人は多いですし、逆にハムの方が暗記受信が上手なこともよくあります。
効果的な練習のポイント
- 速度を上げる練習：
最初は遅い速度で練習し、徐々に速くしていくと良いです。自分に合った速度を見つけることが大切です。 - 当ブログの過去記事音源を活用する：
さまざまな速度のモールス音源を使って練習すると、実際の交信で役立ちます。 - 書き取らない：
最初から紙と鉛筆を使わずに、頭の中で受信する練習をしましょう。これにより、リアルタイムでの会話がスムーズになります。
ハムの世界では、スムーズな会話ができることが重要です。暗記受信を習得することで、和文モールスの楽しさをより深く味わえるでしょう。最初は難しく感じるかもしれませんが、続けることで必ず上達します。
練習を重ねて、ぜひ和文モールスの魅力を楽しんでください。