1.本日の内容
(1) STM32CubeIDEの機能の一つである#if~#endifまでのソースを閉じる方法について記載する。
この機能を使用することにより、#ifで実行していない場所のソースを閉じることで、
コードの可読性が上がる。
・目次
2.内容
2.1 #if~#endifまでを閉じることが出来るように設定
(1) 下記WindowsのPreferencesをクリックする。
(2) C/C++→Editor→Foldingに移動する。
(3) Enable folding of preprocessor branches(#if/#endif)にチェックを入れる。
(4) CubeIDEを再起動する。
(5) CubeIDE上に⊕マーク(閉じてる時表示)又は⊖マーク(開いてる時表示)が表示される。
・開いてるとき
・閉じてる時
上記のように、#if ~#endifまでの表示/非表示の設定が出来るようになる。
2.2 情報源
上記情報に関しては、UM2609(ユーザーマニュアル:STM32CubeIDEとEclipseの基本)
の1.8.4に記載されている。
参照:
・UM2609 | STM32, STM8ファミリはSTの32bit/8bit汎用マイクロコントローラ製品
・これ以外にも色々な使用方法が記載されているので、確認してみると良い。
・また、CubeIDEだが、AtricTrue Stdioも同様の操作が可能。
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